ニューイングランド料理


BOSTON BAKED BEANS
ボストン ベイクドビーンズ
材料・4〜6人分    (1カップは240ccです)

ネイビーもしくはピービーンズ カップ2


玉葱 中1個


ポークファットバック(塩漬け豚背脂) 1/2lb(250g)


小さじ2


粉マスタード 小さじ1/4


胡椒 少々


モラシス カップ1/4

作り方
(1) 豆を約2倍の水と一緒に鍋に入れて一晩浸けておきます。
(2) ポークファットバックを両面茶色くカリッとなるまでフライパンで焼きます。
(3) 鍋を弱火にかけて、約45分、豆に8分程火が通るまで煮て、豆と茹で汁を分けておきます。
(4) ビーンポットの中に豆と薄切りにした玉葱を層にしながら入れます。ポットの中心にソルトポークを埋め込みます。
(5) 塩、粉マスタード、コショウ、モラシスと豆の茹で汁カップ3/4を混ぜて、ビーンポットの中に注ぎます。
(6) ビーンポットに蓋をして300F(150C)に熱しておいたオーブンで約3時間焼きます。蓋を外して更に1時間焼きます。
(7) ポットから取り出したソルトポークを約2cm角にスライスして、豆と一緒に皿に盛ります。
コリスケメモ
ニューイングランド地方には3つの伝統料理があり、1つはクラムチャウダー、2つ目はボイルドディナー、そして3つ目はこのベイクドビーンズです。元々はアメリカインディアンの料理で、ファットバックの代わりに熊の脂を、モラシス(黒砂糖のシロップ)の代わりに樹液を使っていたそうです。
ファットバックの代わりに普通のソルトポーク(豚バラの塩漬け)やベーコンを、モラシスの代わりに同量の黒砂糖を使えます。豆は大福豆や白金時豆を代用出来ます。
ビーンポットはベイクドビーンズ用に作られた陶器の蓋付きの鍋、深皿です。パイレックス製のガラスの深皿、テリーヌ容器などで代用出来ます。土鍋でも良いと思いますが匂いが付いてしまうのと、見た目の奇妙さで避けた方が良いかなぁ〜と思います。