ニューイングランド料理


NEW ENGLAND BOILED DINNER
ニューイングランド ボイルドディナー
材料・4〜6人分    (1カップは240ccです)

コーンドビーフ 2lb(1kg)


小玉葱 1/3lb(165g)


ビーツ 1/3lb(165g)


キャベツ 1lb(500g)


ターニップ 1/2lb(250g)


じゃがいも 1/2lb(250g)


ニンジン 中2本


サラダ油 大さじ2


少々


粗挽き胡椒 少々


パセリ 少々


ホースラディッシュ(レホール) 少々


マスタード 少々

作り方
(1) 小玉葱は薄皮をむいておきます。他の野菜は一口大より少し大きめに切り分けます(おでんやポトフの具の大きさ)キャベツはバラバラにならないように芯を残したまま切り分けます。パセリはみじん切りにします。
(2) 大きな鍋に丸ごとコーンドビーフを入れて、上から肉が完全に浸るだけの水を注ぎます。鍋を強火にかけて、沸騰したらアクをすくいながら15分程茹でたら、火を弱火に落とし、蓋をして2時間半煮込みます。
(3) ジャガイモ以外の野菜を鍋に入れ、足りなかったら水を足して更に330分煮ます。
(4) じゃがいもを鍋に入れ、柔らかくなるまで煮ます。
(5) コーンドビーフを煮込んでる間にビーツを調理します。丸ごとのビーツにサラダ油を塗り付けて、耐熱皿に盛り、上からアルミホイルを被せて375F(190C)に熱しておいたオーブンで1時間焼きます。熱いうちに皮を剥いて半分に切り、塩コショウをかけておきます。
(6) 大皿の中央に薄切りにしたコーンドビーフをおき、その回りに茹でた野菜とビーツを見た目よく並べます。コーンドビーフの上にパセリを散らし、ホースラディッシュとマスタードを添えて出します。
コリスケメモ
ニューイングランド地方の伝統料理です。コーンドビーフを使ったポトフの様な料理で、昔は木曜日に食卓に出すのがしきたりだったそうです。コーンドビーフは缶詰めで良くあるコーンビーフとは別のもので、牛の肩バラをピクルス用スパイスやニンニクと一緒に塩漬けにしたものです。手に入りにくい場合は固まりのハムで代用してみて下さい。その時、クローブ2かけ、ニンニク1かけ、粗挽きコショウ小さじ1、月桂樹の葉1枚、セロリシード小さじ1をだしパックに入れて、ハムと一緒に煮て下さい。
コーンドビーフは缶詰めのコーンビーフとは違って、牛肩バラ肉(ブリスケット)をスパイスと塩で漬けたものです。
小玉葱は普通の小ぶりの玉葱に、ターニップは蕪に代用出来ます。ビーツはなくても良いです。
すき焼きの残りを次の日に牛丼として食べる様に、この料理の残りも次の日にはコーンドビーフ、玉ねぎ、じゃがいもを形が分からなくなるほどフライパンで炒めたり、鍋でスープと一緒に煮たりする、コーンドビーフハッシュとして食べられます。